試験攻略

必見!土木施工管理技士検定の攻略法!

※この記事は5~10分程度で読めます。

※令和3年度から1・2級土木施工管理技士技術検定の試験制度が変わります。

詳しくはこちら


 

どうも!担当者Kです!

当ブログにお越しいただいている、特にこの記事を見て下さっている方は、土木施工管理技士検定の試験勉強をどうすればいいのか分からない方や、そもそも試験範囲すらわからないという方もいるかもしれません。

ここでは、1級2級問わず土木施工管理技士検定の大まかな構成と勉強方法、攻略法を記載していきたいと思います!

 

土木施工管理技士検定の構成

 

土木施工管理技士検定には1次試験(旧名:学科試験)と2次試験(旧名:実地試験)があり、両方合格することで土木施工管理技士として認定されます。

1次試験はマークシートによる4肢択一問題形式で出題され、出題科目は、土木一般、専門土木、法規、共通工学、施工管理法の5科目で構成されています。5科目のうち、土木一般、専門土木、法規は選択問題、共通工学と施工管理法は必須問題となっており、6割以上正解することで合格となります。

問題数は1級と2級で違いますので詳しくは、
1次試験過去問例題クイズ(1級土木施工管理技士検定)
1次試験過去問例題クイズ(2級土木施工管理技士検定)
から自分が受験する等級に合わせて詳しく確認してみて下さい。

2次試験は記述問題形式で出題され、出題科目は、経験記述、土工、コンクリート工、品質管理、安全管理、工程管理の6科目で構成されています。6科目のうち、経験記述、土工、コンクリート工は必須問題、品質管理、安全管理、工程管理は選択問題となっており、6割以上正解することで合格となります。

ただし、経験記述は必ず解答しないと、それ以外の問題をいくら正解していても不合格になります。事前に用意できるものですから、必ず準備をしましょう。

2次試験の出題科目ですが、例えば安全管理ですと、”仮設足場に関する安全管理について~”といった形で、”足場には○○㎝以上の手摺、又は同等の機能を有するものを設けなければならない”のように、安全管理項目に法規を組み込んで出題したりします。

つまるところ、1次試験で出題される知識の延長となっており、それを記述できるのかどうかを問われる問題構成になっているわけです。

問題形式と出題科目を把握すべし!
・1次試験は4肢択一のマークシート形式
・1次試験の出題科目は土木一般、専門土木、法規、共通工学、施工管理法
・2次試験は記述式
・2次試験の出題科目は経験記述、土工、コンクリート工、品質、安全、工程管理

 

1次試験・2次試験それぞれの勉強法

 

①過去問にまず慣れる

土木施工管理技士の試験対策は、過去問を解くことです。書店やネットで参考書を買うのも良いですが、まずは出題形式に慣れること現状の理解力を把握することが重要です!

僕も最初は過去問を買っていきなり勉強しようと思いましたが、一般的に売られている5年分を1冊にまとめた物ですとかなりの厚みになり、見ただけでやる気がなくなります(笑)

まず土木施工管理技士検定を実際に行っている、全国建設研修センターのHPに過去問がそのまま掲載されています。それをダウンロードして出題形式を確認しましょう。参考書を買うか否かはその後で構いません。

②科目ごとに勉強する

①で見た過去問で、どういう問題構成か何となく理解したうえで読んでもらうとわかりやすいかもしれません。

市販されている過去問は、試験本番の問題用紙をそのままの掲載していることが多いです。試験本番のスタイルを把握しながら、自主で模擬試験を行うのであれば十分に活躍してくれると思います。

しかし前提知識のない方が上記の方法で勉強すると、どうしても複数の科目を一度に目を通すことになり間違いなく混乱します。ですので科目ごとに勉強していく方が、復習もしやすく理解に繋がります。

当ブログでは、学科試験対策として、科目別に問題を分けて作成したクイズを公開しています。よろしければ活用してみて下さい。

過去問の攻略こそ資格取得の近道!3つの「把握」
・過去問をまず見て、出題形式を把握
・過去問を解き、自分の実力を把握
・科目ごとに勉強して、内容を把握

 

担当者Kが実際に行った!試験の攻略法

 

ここでは、実際に私が行った試験勉強について記載します。

※あくまで私が行った勉強方法であり、その正しさや合格を保証するものではありません。

①試験問題の過去問をネットで片っ端から印刷

前述した通り、最初は過去問を買って勉強しようと思いましたが、分厚い本は扱いにくくて勉強が捗らないと思うのは私だけでしょうか?(笑)
少なくとも私はそうでしたので、過去問はネットから全部印刷して使っていました。おそらく問題解説などで冊子が厚くなっているんでしょうけどもなっているんでしょうけども、今やネットで調べればすぐ出てきます。必要だと思った段階で購入しても遅くはありませんので、適当に買って勉強した気になるのだけは避けましょう

②経験記述は添削してもらうか、ネットで参考文を買う。

参考書には、経験記述を書く上での注意事項は色々書かれていますが、肝心の例文はほぼ記載されていません。おそらく、丸写しなどが横行することを危惧してるのだと思いますが、試験を受けたことない方にとっては、文章構成上の書き方で戸惑い、結果として試験で伝えたい経験記述が伝わらない事があります。

経験記述は2次試験の配点としても大きいので、ここで躓くのは致命的です。そこで、既に試験を受けたことのある方の知恵を借りましょう。

方法は色々ありますが、既に建設業で働いていて、会社から試験を受けるように勧められている方は、まず上司に相談しましょう。優良企業であれば、経験記述を会社としてストックして誰でも試験勉強に使えるようにしているところもあるかもしれません。ちなみに私が所属している会社はストックしていませんでした(笑)

次に、実際に書いた経験記述を誰かに添削してもらいます。ここでも、会社によっては上司がしてくれたりします。そういった方が身近にいない場合、関係機関に依頼するという方法もあります。添削業務を生業としているだけあって、関係機関に添削してもらった方が質の高い経験記述にはなりますが、当然お金がかかります。

最後に、参考文を買うという方法がありますが、これについては取り扱いに注意が必要です。というのは、参考文は関係機関でも売っているのですが、必ずしも皆さんが経験した現場に則した経験記述が来るとは限らないからです。ある程度書きたい内容が決まっているが、書き方が分からない人にとっては良いかもしれませんが、例えばダムを造る工事について書きたいけど、購入した経験記述は舗装に関するものだったというと、内容的に参考になる部分はほとんどないですよね?ですので、自分の書きたい工事に近い経験記述を参考にしたいのであれば、個人から買う他ないのです。

ちなみにわたしは、メルカリで3件ぐらい購入し(1件1000円ぐらい)、それを基に自分の経験記述を作って試験を受け、合格しました(笑)

ただし、個人から購入すれば関係機関で売られているもののような保証は当然ありませんし、そもそも他者の経験記述の丸写しは禁止ですから、そういう意味で取り扱いに注意しなければなりません。ですが、これによって他の勉強に時間を回せるなら、一つの手段として私は有りだと思っています。

合格者から学ぼう!利用できるものは利用すべし!
・自分のスタイルに合わせて過去問を勉強する
・1次試験の勉強は共通工学、施工管理法を優先する
・経験記述は経験者に添削してもらう、或いは購入も検討する

 

いかがでしたでしょうか?

土木施工管理技士検定の攻略と題打って記事を書きましたが、全ては過去問と試験の経験者、合格者のアドバイスに集約されているといっても過言ではありません。

もし身近に相談できる方がいない場合、私やこのブログを利用するのも有りですよ(笑)

それぐらいこの試験は過去問に依存しているのです。

 

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