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※令和3年度から1・2級土木施工管理技士技術検定の試験制度が変わります。
どうも!担当者Kです。
7/4(日)に1級土木施工管理技士の1次検定があります!皆様勉強できていますでしょうか?
冒頭にも書きましたが試験制度が変わり、出題範囲や出題形式に若干の変化が生じます。不安な方も多いと思います。ちなみに2級土木施工管理技士の1次検定が6/6(日)に行われ、試験問題も公表されています。
今回の記事では、2級土木の1次検定を参考に、どんな問題が出題されているか確認したいと思います!
事前に告知されていたことは何か?
以前に「施工管理技士試験制度の改正!今までと何が違う?」でも解説しましたが、令和3年度から施工管理技士検定の試験内容に一部変更がありました。
出題科目の1つである施工管理法において、2次検定で問われる応用能力問題の一部が、マークシート形式で1次検定と入れ替わるといった通達が国土交通省からあったと思います。
特に変更が無ければ通達通り運用されると考えられ、2次検定の受験も考えている方々にとっては、結果的に試験範囲に変更はないというのが私の考えです。
もう1つ告知はされていませんが、今までの1次検定の出題傾向と出題科目の設問数についても確認しておきます。
土木一般 | 出題数:15問 | 解答数:12問 |
---|---|---|
専門土木 | 出題数:34問 | 解答数:10問 |
法規 | 出題数:12問 | 解答数:8問 |
共通工学 | 出題数:4問 | 解答数:4問 |
施工管理法 | 出題数:31問 | 解答数:31問 |
合計 | 出題数:96問 | 解答数:65問(うち39問以上正解で合格) |
過去の試験はこの傾向が何年も続いていました。
令和3年から一部変更になったとはいえ、出題科目と設問数を弄ると過去の試験と大きく変わってくるため、それは無いと考えています。
その為、当ブログでは解答数65問のうち39問正解で合格できるこの試験においては、解答必須である「共通工学+施工管理法」が35問あり、ここのウエイトが非常に大きいことはかなりしつこく取り上げてきました。
あくまで予測ではありますが、マークシート形式の出題ですから複雑な問題は出しにくいはずです。今まで通りの勉強方法を継続すれば合格できると考えます!
2級土木の試験から学ぼう!
6/7(月)に令和3年度の2級土木施工管理技士1次検定の答案と解答が公開されました。
見てもらえるとわかりますが、No.54~No.61までの設問形式が、過去問と大きく変わっています。
しかし過去問を勉強されている方で、既に実地試験問題を見たことがある方ならピンとくる方がいるかもしれません。下の2つの問題を見てください。
※令和3年度前期2級土木施工管理技士1次検定
※令和2年度2級土木施工管理技士2次検定
上記のように、今回の改正で1次検定に追加された施工管理法の応用問題というのは、去年までの2次検定にあった語群から選択する記述問題に非常に似ています。1次検定はマークシート形式で出題されますから、事前に空欄に当てはまる語句が設定され、それが4択の問題として出題されることになりますね。
これは私の考えではありますが、こういった問題で4択マークシート形式の問題ですと、例えば空欄に入る語句で1つ分からない事があっても、それ以外の空欄で入る語句が分かれば消去法で解答できるケースがあるのではないかと思ってたりします。
・改正で追加された問題形式は、今までの2次検定の問題に似ている。
・空欄に入る語句で分からないところがあってもあきらめない事!
今年度からの改正によって試験問題が一部変更となりましたが、1次検定と2次検定全体で考えれば、試験範囲が広がったわけでは無く、お互いの中で問題が入れ替わっただけのことです。
1次検定を乗り切れば、2次検定では逆に今まで1次検定の範囲だった問題が入ってきますので簡略化する可能性もありますので、不安な気持ちもあるかと思いますが自分を信じて試験勉強するのみですね!
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